主客のかかわりの中で
対象を捉える対象は、対応とのかかわりにおいて厳然とその姿を現すのであって、対象だけを、静的あるいは事務的にいくら調べてみても、本当には掴めません。
したがって我われは、起きた問題の全体の状況の中から、はじめて対象を知ることができるのです。
しかも、仕事における対象を捉えるとなると、もう一つ複雑なかかわり合いが生じてきます。
スポーツやゲームは、対応側と対象側という2つの要素で単純に成り立っているので、その対象を捉えることは容易です。
・・・ところが仕事となると、2つの対象のかかわりそのものが、対応すべき対象になるからです。
対応側としては、この対象側のポイントを発見して、その的に対応していくことになります。
そして最終的に、対象のA群を満足させえたときに、はじめて仕事をやったことになるわけです。