対応は実験である
取り組むべき対象を掴んだ後に、研究的にそれに対応していくことになります。
これが、状況の事実から発想の第3段階です。
研究的に対応していくということは、実験的に対応していくということです。
もう少し大胆に言えば、「対応は実験である」ということになります。
病気の治療も実験だと言っては語弊が出ようが、医者は、これをたえずやっています。
診断がくだされて薬が渡されますが、多くの場合、3、4日から1週間分です。
薬がなくなって再び訪れると、最初に発せられる言葉は例外なく、「(薬を飲んでみて)いかがですか?」です。
つまり、その結果に基づいて、治療つまり、対応を研究しているのです。
診断つまり、病気という対象をも振り返って研究している場合も少なくないのです。
しかも、そのプロセスはすべて、カルテに克明に残されていきます。